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第21回（2016年）受賞作品

1,009作品の中から、厳選なる審査の結果、下記の通り決定いたしました。
（敬称略）

井上雄貴／広島県

博士の愛した数式（小川洋子・新潮社文庫）

 

博士が教えてくれたこと。それに気付けた時の感動は私を変えた。

 

木村花菜／岡山県

「星やどりの声」（朝井リョウ・角川文庫）

 

めんどくさくて、あったかい。家族ってヘンな存在だ。

 

高岡輪／福井県

「鉄道員」（浅田次郎・集英社）

 

人が抱えている悲しみも大切なものだと気付かせてくれる物語。

 

辻悠乃／岡山県

「ぼくらの七日間戦争」（宗田理・ポプラ社）

 

この本は魔法の本。私の心にある何かを破り、勇気と自由をくれます。

 

（10名）

• 「シャーロックホームズの冒険」（コナン・ドイル・新潮社）
  殺人だけがミステリーじゃない。とびきりの謎は、ここにあった。
  福田尭之／広島県
• 「広島はすごい」（安西功・新潮社）
  16年も住んでいるのに知らなかった広島の一面を発見できました。
  山本祐輔／広島県
• 「星の王子さま」（サン・テクジュベリ・新潮社）
  王子様の不思議な会話が私を私の子供時代に連れていってくれた。
  渡邊絢音／広島県
• 「犬と私の10の約束」（サイトウアカリ・KADOKAWA）
  ソックスとあかりのキズナは人間以上だ。世の中の家族の手本だ。
  下川優／広島県
• 「新世界より」（貴志祐介・講談社）
  泣くのは弱いことじゃない。そこから立ち上がることが強さだ。
  藤川英道／岡山県
• 「君の膵臓が食べたい」（住野よる・双葉社）
  「君」と僕の共病生活は、二人だったからこそ輝いていたのだろう。
  実歳彩／広島県
• 「レ・ミゼラブル」（ユゴー　・新潮社）
  パリの嵐の中に咲く、祟高な精神という花は、美しかった。
  大倉稲子／三重県
• 「村上海賊の娘　上・下巻」（和田竜・新潮社）
  美の基準は変わっても、魅力は変わらない女性がいました。
  田中克則／和歌山県
• 「窓ぎわのトットちゃん」（黒柳徹子・講談社）
  人生の窓ぎわオヤジが読んでも元気になれた。
  小林功／千葉県
• 「絶望名人カフカの人生論」（カフカ 頭木弘樹 編訳・新潮社）
  絶望という言葉が前向きな言葉に思えてきました。
  工藤明／神奈川県